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楽園

無事課題を終わらせて(無理やり)
今日は一日読書していました。

本当に、一日中本を読んですごしました。
父から「贅沢だ」と言われました。
その通りだと思いました。

時折、笑っていいともに目をやったり、
相棒のストーリーを追ったり、HEROの解決場面を見たり、
法の庭の女検事はありえないだろうとか思ったり、
しながら。

脇見読書だから時間がかかったのかもしれません。


(以下ネタバレはないつもりですが、
感想を書いているのでネタバレに匹敵することがあるかもしれません。)



読んでいたのは、
宮部みゆきの「楽園」

読んでいるときは、「模倣犯」を読み返したくなりました。
登場するライターが「模倣犯」と同一なのに、
「模倣犯」の記憶がもう曖昧だからです。…気になる。
「楽園」を読むのに必要というわけではないです。

読み終わる頃には、東野圭吾の「手紙」を思い出していました。
似たようなところがあるのです。

なんだか、とっても遠いようで、
でも身近なことが語られていたように思います。

なんで、同じような環境下にある人間の中に、
罪を犯す人とそうでない人がいるんだろう。
そういう人たちの間には、
何か決定的な違いがあるのだろうか。ないのだろうか。

罪を犯すということは遠いけど、
「同じような環境下」は身近に感じられる範囲のこと。

決定的な違いがあるなら、遠いけれど、
ないのなら、身近なことになる。

そんな感想を抱きました。
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