悪意
2006.10.01 |Category …読書・芸術鑑賞
東野圭吾。
1995年(だったかな?)の作品。
読んでいてワープロがでてきたりとか、パソコンが珍しそうに描かれたりしているので時代を感じます。
このネタで微妙なビンを流してしまったので、(孤島からビンを流す会)
拾ってこことあわせ読むとビンの放流者が特定できますね…ま、いいか。
基本的に面白かったです。
そう、面白いのには違いないんだけど…。
何ていうか、展開が予想の範囲内だなぁと。いや、予想できているわけじゃないんだけど…。
「あぁ、じゃ、こうかな」と考える余裕があるというのかな。
読んでいる途中に。
で、その通りの展開になるから「予想の範囲内」な気分になるのです。
多分。
その通りの展開になるって言うか、それまではほのめかすだけだったことがはっきり書かれる、という感じ。
ほのめかされているんだから、展開を予想できているわけじゃない。
でも、完璧な種明かしの前に、種は見えている。
うーん。「ほのめかし」が「ほのめかし」であることがわかってしまうかどうかなのかな。
いや、でも、面白いことは面白いんだよね。うん。
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